源氏物語にも描かれているように、
平安の世に生きる人々のくらしには、
「笛」がありました。
愛・嬉・悲・祈・・・。
愛しい人を想うとき、嬉しいとき、
悲しいとき・・・。笛を奏で、自分を
なぐさめ、人をなぐさめていました。
人々の願いや祈りはのびやかな
笛の音にのって天まで届きます。
現代に生きる私たちにとっても
「笛の音色」は心にひびき、
忘れていた「何か」を思い出させる
ことでしょう。
悠久のしらべに耳をかたむけ、
穏やかな時間を過ごしてみませんか。